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津久井広域道路tsukui wide area road

相模原インターチェンジに城山の名を残して!

平成24年5月15日の記者発表で城山インターチェンジが相模原インターチェンジと決定されました。
しかし、当会では城山の名を残すことを要望いたします。写真は合成です。

津久井広域道路(橋本方面)から相模原ICへ向かう道

@城山のふもとに設置されること
相模原インターチェンジは城山のふもとに位置しています。城山は文字通り戦国時代、山頂に城があった山です。城といっても、天守があるような立派なお城ではなく、砦といったほうがふさわしいものでした。関東一円を支配していた北条氏の支城でもあり、甲斐とも近く、武田氏の動きを伝える非常に重要な役割を果たしておりました。城山の近くの三増峠では北条対武田の激しい合戦が行われました。また、小田原攻めの際、徳川四天王の一人である本田忠勝が攻めいった城でもあります。
城山ICのまわりの風景は相模原というよりも山腹といった表現がふさわしいです。

A仮称城山インターという名前がすでに定着していること
仮称城山インターチェンジがすでに10年以上に使われています。名前が定着しているので、名称を変更すると混乱する可能性もあります。また、市街地ではなく、山の方にあるので、感覚的にも分かりやすいです。

B高尾山インターチェンジの隣のインターチェンジであること
相模原インターチェンジの次は高尾山インターチェンジなので、城山という名称をつければ、高尾山に近い山というPRにもつながります。高尾山は世界で一番登山客が多い山で、ミシュランガイドでも星をとった世界的にも評価の高い観光スポットでもあります。高尾山の隣のインターチェンジに城山という名があるほうがわかりやすく、イメージ向上になります。

C相模原愛川インターチェンジの存在
すでに相模原愛川インターがあるので、相模原という名前をつけた場合、わかりにくくなります。城山という名称を付ければ分かりやすく、覚えやすくもあります。

D相模原のシティーセールスの問題点
シティセールスとは簡単に言うとイメージや知名度を上げることを目的としたものです。相模原インターチェンジの名称は効果的なシティセールスができるかというと疑問です。相模原市は旧津久井4町と合併したことにより、面積が拡大し、山間部も多くなりました。その山間部に相模原という名称をつけても観光客や利用者にとってはピンときません。富士宮焼きそばのように都市名を冠したものがありますが、このケースは食品や特産物であり、他市のものと違いを出すこと、つまり差別化が必要なものです。城山は山であるので、都市名を付ける必要はなく、城山自体をPRすることが大切です。シティセールスは市の知名度向上よりも魅力あるものをPRすることに主眼を置くべきだと思っています。単に相模原という名前だけ認知してもらうのではなく、何があるのかをPRすることが必要です。相模原市に城山という山があるということを知ってもらうことこそがシティセールスになります。ちなみに、高速道路には市町村境にその市町村の看板が設置されています。その中で、相模原市という名をPRできます。

E旧町名を残す
この城山は旧町名になるほど近隣住民の人々にとっては身近なものでした。しかし、平成19年に相模原市と合併し、平成22年に政令指定都市移行したときに城山という町の名前は消えました。(番地として残っているところはあります。)旧町名を残す意味でも城山という名称を残すのがふさわしいと思っています。また、相模原市は旧相模湖町と旧藤野町に中央自動車道が通っており、インターチェンジは相模湖インターチェンジ、相模湖東インターチェンジ、パーキングエリアは藤野PAとなっています。いずれも旧町名がそのまま残っています。ですから、旧町名でもある城山という名を残すことはが市内の他のインターチェンジ、パーキングエリアとの整合性も取れます
また、新東名の浜松いなさインターチェンジは旧引佐町にあり、仮称は引佐インターでした。浜松市と合併したため、浜松の名が付きましたが、いなさの名は残りました。

 仮称 実際の名称   備考
 引佐(いなさ)IC 浜松いなさIC   引佐町が浜松市と合併
 浜北IC 浜松浜北IC   浜北市が浜松市と合併


F名称を変更した例
・阪和自動車道吉備IC及び湯浅御坊道路吉備南ICを有田IC及び有田南ICに
・長野自動車道豊科ICを安曇野ICに

 

津久井広域道路とは       大規模プロジェクトのページに戻る       

国道16号の橋本五差路から相模湖インターのすぐそばの勝瀬橋まで結ぶ道路計画です。途中、圏央道の城山IC(仮称)を通り、串川へ抜け、相模湖の南側を通り、勝瀬橋に至る計画です。この計画は神奈川県がしたものですが、相模原市が政令指定都市になったことで、市が担当することになりました。

建設中の津久井広域道路の地図

相模湖インター付近の勝瀬橋      建設中の城山IC           建設中の東中野橋
         

今後の課題
道路が通る場所には山や谷が多く、トンネルや橋の建設が必要になります。このような大規模公共事業を相模原市は経験したことはありません。そのため、どのように財政に影響を与えるのか未知数ですし、効果があるのかはわかりません。

現時点では、津久井広域道路は圏央道(相武国道事務所のHP)のインターチェンジの接続に約39億円、東中野橋(仮称)についても約10億円の予算が計上され、これは緑区役所を作るよりもお金がかかります。また、計画が進むとさらに費用が必要になります。平成23年9月の市議会では城山インターチェンジに接続する荒句大橋の費用が継続費として約19億円計上されました。期間は平成23年度から平成27年度です。

予算や道路の必要性を十分考慮したうえで、計画を進めていかなければなりません。 

津久井広域道路の主なプロジェクト


 名称 区間  期間  金額 
城山IC接続 圏央道と交差する部分  平成22年度〜平成24年度 約39億円 
東中野橋  相模原市緑区根小屋1402番2地先から
根小屋397番2地先まで
平成22年度〜平成23年度  約10億円
荒句大橋   尻久保沢を跨ぐ橋梁 平成23年度〜平成27年度 約19億円 

圏央道とは

圏央道(首都圏中央連絡自動車道)は、都心から半径およそ40km〜60kmの位置に計画された、
延長約300kmの高規格幹線道路です。
 圏央道は、横浜、厚木、八王子、川越、つくば、成田、木更津などの都市を連絡し、東京湾アクアライン、
東京外かく環状道路などと一体となって首都圏の広域的な幹線道路網を形成する首都圏3環状道路の、
一番外側に位置する環状道路です。
 この圏央道は、首都圏の道路交通の円滑化、環境改善、沿線都市間の連絡強化、地域づくり支援、
災害時の代替路としての機能など多くの役割を担います。(国土交通省関東整備局のHPより抜粋)

 主なインターチェンジ 完成年度予定  進捗度などは
相武国道事務所のHPへ
高尾山インターチェンジ  開通しました
相模原愛川インターチェンジ 平成25年3月30日開通しました。
相模原インターチェンジ 平成26年度
(中央道〜東名間は平成26年28日)

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